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2006年12月15日

思ひ出ばなし

小学校、中学校、高校と それぞれの時期に転校を経験しました。

別に、転校を余儀なくされたあかんべー問題児?だったわけではなく
単に、父親が転勤の多い職場で、我が家に 「単身赴任」 の選択肢はなく
父親の転勤に、家族は必ずついていくもの・・・と決まってたからです。

低学年の頃は、環境の変化が楽しかったり、新しい友達ができたり
転校もなかなか楽しいものでしたが、高校での転校は、結構大変でした。

教育委員会に出向き、欠員募集を出している
高校のリストから高校を選んで、その学校の編入試験を受験します。

私が受験(高校1年の夏休みでした)したのは、
東京の西荻窪にあるキラキラ 女子高でした。

先に東京生活をスタートしていた家族が選んだ(母親の独断のような気がする)
学校で、ひとり4ヶ月遅れで上京した私は、
訳のわからないまま、受験に望んだ記憶があります。

高校の転校が、なぜ大変か・・・いじめ?と思いがちですが
違います。私の場合は、教科書が違うために起こる、
「こんなの習ってないよ~ガ-ン」でした。

ただでさえ、数学アレルギーなのに、
転校先では、皆は前の学期で「ベクトル」を習っていたのに・・・私は習ってない。

→って矢印でしょ。どうして数学に矢印がでてくるの?
ベクトルって何?
私の数学嫌いに拍車がかかりました。

そして今でこそ、
沖縄出身=知花くらら ですが

私の高校時代は
沖縄出身=具志堅用高僕ボクサー でしたので

「沖縄はいつから日本語を話すようになったの?琉球語と英語がしゃべれるんでしょ」
とか
「窓をあけたら、すぐ海で、庭は土ではなく砂浜なの?」

今、考えると軽いいじめ?だったのかも。全然気づかず、明るく答えていましたが。

新しい環境で、友達ができるかとか、不安や心配もありましたが、
思い返せばそれなりに、充実してて楽しい高校生活だったように思います。

以上
昨日、学校見学にきてくれた 沖縄県外の高校生が
「沖縄に知り合いがひとりもいないけど、友達できるかな~」

の言葉に、遥か昔、転校した時期の自分の気持ちと重ねて

「沖縄大学に入学したら、たくさん友達つくろうって
気持ちがあれば、大丈夫GOOD!」

と、元気よく答えた「たま」でした。

東京にいる3人(しつチョ~、沖大広報マン、野球小僧)へ
いまどき、修学旅行の高校生も言わないような
東京の感想(昨日のブログ参照)は、いいですから
今日夜、飛行機に乗り遅れないように!

帰沖したら、土日はAO二期の入試で出勤です。

7時半までに来てください。 

以上、業務連絡。



Posted by 沖縄大学入試広報室 at 18:33