
2007年02月16日
孤独な子どもたち
昨日のタイムス夕刊に、
日本の子どもは「先進国の中で最も孤独」という記事が掲載されていました。
ユニセフ(国連児童基金)が14日発表した、先進国に住む子どもたちの「幸福度」に関する調査報告によると、OECD加盟国のうち「孤独を感じる」と答えた日本の十五歳の割合は29.8%で、二位のアイスランド(10.3%)を大きく引き離し、ダントツの一位だそうです。
発展途上国の子どもたちは「孤独」を感じている暇はないでしょうから、先進国中一位ということは、日本の子どもたちは「世界一孤独な子どもたち」なのかもしれません。
同じ紙面に「いじめ事件4割増」という記事も掲載されていました。
いじめる動機で一番多いのは「力が弱い・無抵抗だから」の46%
いじめの被害を受けた子どもが相談した相手は、
保護者57%、教師36%、警察などの相談機関31%と続き、友人はわずか3%にすぎないようです。そして「相談しなかった」が22%・・・。ここにも孤独な子どもたちの姿が示されています。
アメリカの社会学者D.リースマンは、その著書『孤独な群衆』の中で
「仲間にぬきんでていたり、あるいは仲間からちょっとはずれていたりする人間たちを同じような鋳型にはめ込む努力、それが子ども達の社会で行われている」と述べています。
もう50年以上も前の本ですが、現在の日本の子ども社会にも当てはまる言葉ではないでしょうか。
「子は親の鏡」であり、子ども社会は大人社会の縮図です。
会社での過重労働やパワハラやリストラ等のストレスから父親は母親に当たり散らす、そのストレスから母親は子どもたちに当たり散らす、家庭でのストレスから子どもたちは自分より弱い仲間をいじめる。一番弱い子どもたちは・・・。いつの間にかそんな悪循環に陥っていないでしょうか。
「美しい国」日本に住む私たちは「世界一不幸な人間たち」なのかもしれません。
by しつチョ~
子は親の鏡
けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる
子どもを馬鹿にすると、引っ込み思案な子になる
親が他人を羨んでばかりいると、子どもは人を羨むようになる
叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう
励ましてあげれば、子どもは自信を持つようになる
広い心で接すれば、キレる子どもにはならない
誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ
愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる
分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ
やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば、子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる
ドロシー・ロー・ノルト
日本の子どもは「先進国の中で最も孤独」という記事が掲載されていました。
ユニセフ(国連児童基金)が14日発表した、先進国に住む子どもたちの「幸福度」に関する調査報告によると、OECD加盟国のうち「孤独を感じる」と答えた日本の十五歳の割合は29.8%で、二位のアイスランド(10.3%)を大きく引き離し、ダントツの一位だそうです。
発展途上国の子どもたちは「孤独」を感じている暇はないでしょうから、先進国中一位ということは、日本の子どもたちは「世界一孤独な子どもたち」なのかもしれません。
同じ紙面に「いじめ事件4割増」という記事も掲載されていました。
いじめる動機で一番多いのは「力が弱い・無抵抗だから」の46%
いじめの被害を受けた子どもが相談した相手は、
保護者57%、教師36%、警察などの相談機関31%と続き、友人はわずか3%にすぎないようです。そして「相談しなかった」が22%・・・。ここにも孤独な子どもたちの姿が示されています。
アメリカの社会学者D.リースマンは、その著書『孤独な群衆』の中で
「仲間にぬきんでていたり、あるいは仲間からちょっとはずれていたりする人間たちを同じような鋳型にはめ込む努力、それが子ども達の社会で行われている」と述べています。
もう50年以上も前の本ですが、現在の日本の子ども社会にも当てはまる言葉ではないでしょうか。
「子は親の鏡」であり、子ども社会は大人社会の縮図です。
会社での過重労働やパワハラやリストラ等のストレスから父親は母親に当たり散らす、そのストレスから母親は子どもたちに当たり散らす、家庭でのストレスから子どもたちは自分より弱い仲間をいじめる。一番弱い子どもたちは・・・。いつの間にかそんな悪循環に陥っていないでしょうか。
「美しい国」日本に住む私たちは「世界一不幸な人間たち」なのかもしれません。
by しつチョ~
子は親の鏡
けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる
子どもを馬鹿にすると、引っ込み思案な子になる
親が他人を羨んでばかりいると、子どもは人を羨むようになる
叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう
励ましてあげれば、子どもは自信を持つようになる
広い心で接すれば、キレる子どもにはならない
誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ
愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる
分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ
やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば、子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる
ドロシー・ロー・ノルト
Posted by 沖縄大学入試広報室 at 20:49