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2006年03月31日

自分株式会社

本日で2005年度も終わりですね。
私が沖縄大学の事務職員として採用されてから丸4年が過ぎました。

沖大の前は県内の信用金庫で3年間働いていました。
金融機関の仕事には「預金・為替・融資」の三大業務がありますが、
預金業務を中心に為替も融資も担当させていただきました。
3年のうちに金融機関の仕事全てを広く浅く学ぶことができたので、
大変でしたがよい経験になったと思っています。
信用金庫では、「決まり切ったことを正確にこなす」
「一円の間違いもないように確実に数字を合わせること」
を常に意識して仕事に向かっていました。

数軒のパチンコ屋さんの集金の仕事も担当していましたが、
多い日は1千万以上の現金を預かる事もありました。
自分の手で正確に現金を数えて「確かにお預かりしました」とサインするのですが、
新米の頃はヒヤヒヤでした。
自分の手で数えて取り扱った最高金額は1億9百万円
大きなアタッシュケース2個分くらいでしょうか?
ちなみに走って逃げるにはかなり重いです・・・。

金融機関の仕事の中で自分の個性を発揮するのはかなり難しかったように思いますが、
入試広報室では任せられている部分が多く、やりがいはすごくあります。
自分のアイディアを即仕事の中に取り入れていくことができるので、
個性も発揮でき、とても楽しいです。

今、意識していることは「自分株式会社」。
自分自身を会社と見立てて、自分という会社をしっかりと運営することです。
意識していると自分の良いところや改善すべき点が見えてきます。

そして、「問題意識」と「危機感」を持つことも大事です。
情報を逃さないように常にアンテナを張り、
アイディアが思い浮かんだときは忘れないようにメモを取ることも必要です。

個々の人間には「気づきのレベル」があります。
ある時、なにかを目にしたとき、体験したとき、言葉に接したときなど、
ちょっとしたきっかけで「気づく」ことがあります。

アンテナの感度がいい人は、「気づきのレベル」が高い人です。
あらゆるアイディアや発想は急に生まれてくるものではありません。
常日頃から問題意識や危機感を持つことで「気づきのレベル」が上がり、
アイディアや発想が浮かんでくるように思います。

変化が激しい世の中で、
「従来通り」 「昨年同様」
では取り残されます。

世の中の仕事全ては「環境適応業」であるということを聞いたことがあります。
移りゆく世の中にあわせ、適応しなければ生き残れないということです。

明日から4月です。
2005年度の仕事をしっかり見直し、
2006年度の仕事に反映させることができるように頑張りたいです。

                                        
                                              by 沖大広報マン




Posted by 沖縄大学入試広報室 at 18:46