先月1月28日、本学本館1階の同窓会館で、
本学の留学生別科の留学生たちによる
「日本語によるスピーチ発表会」が開催されました!
発表者は、本学の留学生別科に在籍する留学生約11名。
出身は、カナダや台湾、ミャンマー、中国、フランス、韓国など、
色んな国の学生がいますが、自国の目線から見た日本もきっと色々
楽しみですね
留学生別科は今年度で廃止になってしまうので、
今回で最後の開催になります。
たくさんの学生や教職員、関係者が会場に詰めかけました
初めに、仲地学長のあいさつ。
「豊かさのなかに日本語があります。
世界中の色んな言語の中で、日本語は大きな位置を示しています。
沖縄大学で学んだ日本語で、世界の懸け橋になってほしい。
留学生の新鮮な感覚は、私たち日本人の目を開かせるものが
あります。
今日の皆さんのスピーチ、楽しみにしています」
ついにスピーチ発表会がスタートしました
最初の登壇者、カナダ出身のタイさんは、
以前に勤めていた建築会社での話を紹介しました。
「私の上司は、人と接するのが上手で、
部下がミスを失敗しても怒らず、
『次はミスをしないと信じています』と言い伝える人でした」
台湾出身の李さん。
「視野を広く持つこと」と言うテーマで
仕事で40ヶ国回った経験を紹介しました
「台湾と沖縄は、近い国だから文化が似ていると思っていましたが、
日本語の『手紙』が、私たちの言語では『トイレットペーパー』という意味。
全く違う意味でビックリしました
また、台湾では祝儀袋は赤い封筒を使うのですが、
日本人が白い祝儀袋を使っているのを見て、更にビックリしました(笑)。
違う国の人達を交流することで、視野が広がります」
ミャンマー出身のメイ・タン・ターさん。
「ハイテクノロジーな現代だからこそ、手紙がオススメ
私は、自分の誕生日に両親へ感謝の手紙を書きますが、
ミャンマーにいる母からも、手紙が来ます。
とても嬉しいです
母は、父からもらった手紙を全てキレイに保存しています」
発表者の皆さん、本当お疲れさまでした!
覚えたての日本語を巧みにつかい、身振り手振りを交えたり、
小物を使ったりと、とても素晴らしい発表ばかりでした
きっと、たくさん先生方に校正してもらったりと、
万全の体勢で挑み、緊張マックスでの
発表会だったと思います
日本人の私達も、感心したり感動したり、笑ったりと、
とても有意義な時間を過ごすことができました
ありがとうございました!!