「沖縄大学図書館ライブラリートーク2015新春特別企画」が
先月1月9日に本学図書館1Fフロアで開催され、作家で本学の
仲村清司客員教授が「沖縄の若者たちの可能性」というテーマで
講師を務めました
就職活動にもつながる内容ということを聞きつけ、
本学法経学科3年次のゼミの学生が多数参加したほか、
教職員や一般からも参加がありました
学生は、図書館のフロアに敷かれた大きな敷物の上に座り、
メモを取りながら熱心に聞く様子が見られました
仲村先生は最初に、ご自身が日頃行っている仕事の内容や著書を話したあと、
「データで沖縄を読む」手法を紹介
離島の飛行機が安い時期や、沖縄でアイスクリームが売れるシーズン、
本が売れる時期、沖縄の観光客数と本土・海外との違いなどについて、
データを用いながら分かりやすく示したほか、今後の沖縄の観光の動向や対策、
現在の沖縄の若者に向けられているニーズ等について話しました
「なぜ沖縄は観光客が増えたのか」
「沖縄の観光で、将来懸念されることはなんですか」
「客のニーズに応えるためには今何をしたらよいか」
「出来るだけ訪問して欲しい国は?」
「データはどこから入手しているのか」
「取材方法は?」
参加者からの活発な質問に、仲村先生は分かりやすく時おり笑いを交えながら
優しく答える様子が見られました
学生の就職活動に関しては、
「社会は、確実に学生の皆さんを欲しがっている
ニーズを自ら放棄するのはもったいない。沖縄で仕事をしたいなら、
まずは外に行ってみて。そこでやっと沖縄を客観的にみることができる。
特に台湾、韓国、中国、タイに行って欲しい」とアドバイスしました
図書館館長で副学長のディリープ・チャンドララール教授は、
「学生の可能性だけでなく、自分の理想に行き着くための方法や
人生の開き方、データの読み方、論文の書き方など多方面の角度から
教えて下さった。今日来ていない皆さんにも聞かせたい内容だった。
ありがとうございます」と感謝を述べました
学生の皆さんからも礼っ!!
ご来場下さった皆様、講師の仲村先生、ありがとうございました!!
また来年度はどんな企画が飛び出てくるか、楽しみですね